おおあばれ屋さん

1週間分の日記を投稿するほか感想文など

日記:2020/12/21〜27

今週の日記です。

 

2020/12/21

冬至なので煮かぼちゃを食べ柚子湯に入った。

 

2020/12/22

もういくつ寝ると 年内燃えるゴミ最終収集日

 

2020/12/23

やることがありすぎて逆に何もできなくなった。明日はせめて1つこなそう。

 

2020/12/24

4つぐらいこなしたのでかなり偉くなった。引き出しからメモ帳が3冊出てきて嘘かと思った。

 

2020/12/25

「事程左様に」という言葉を知ったんだけど絶対使いたいよ。前の言葉を強めて後の言葉に繋げるみたいな意味で、言い換えると「それぐらいに」とか「ほんとまじで」みたいな感じかなと思う。

絶対使いたい言葉には「先達はあらまほしきこと」もある。

 

2020/12/26

今日なんかしたっけ? 特には……

普段100円以下の野菜が倍の値段になってるのを見ると年末だなあと思う。大根、里芋、白菜などの冬野菜たちよ。

 

2020/12/27

年末年始にむけて食べ物を買い溜めしているが、うっかり食べてしまうので困る。食いしん坊なので……

日記:2020/12/16〜20

先週の水曜日から日曜日まで分です。

20日の日記で「月曜朝に投稿」と言っていますができませんでした。

 

2020/12/16

一言日記つけて1週間ごとにブログにあげるか〜! と思い至る。日曜日か月曜日じゃないとキリが悪いかとも思ったが、そうすると結局忘れそうなので今日から始めた。土日になったらどこかブログ探してアカウントを取る。

 

2020/12/17

職の話ですが採用の連絡が来たので嬉しい。ただ不安も多くあるので、今日は暖かくして早めに眠るのだった。

 

2020/12/18

借りてきた本そろそろ読むか~と思ってまだ読んでない。スーパーに行ったら大根が売り切れで驚いた。

 

2020/12/19

来年のfgo福袋、クラス別かな? ゴッホちゃんに来てほしいのでフォーリナーの袋を選ぼうと考える。ブログの移動先ははてなブログにする。図書館で借りた本もそろそろ読み始めようと思う。

 

2020/12/20

はてなブログに過去記事を投稿した。アカウントを取得しようとしたらメールアドレスが登録不可になっており、確認したらどうやら遥か昔に同アドレスでブログ作成済みだったもよう。なのでここでやっていきます。投稿は月曜朝にします。

 

 

調理:カレーへの甘えを捨てよ

書いた日:2020年7月17日

 

先月中旬につくったカレーの感想文です。
※この記事は調理中にとったメモを元に作成されています。

⭐︎今回の材料⭐︎
・じゃがいも
・にんじん
・たまねぎ
ぶなしめじ
・豚肉
・トマト缶、カレールー、塩胡椒など


⭐︎下準備
 じゃがいは皮を剥きいい感じに切る。芽っぽいところを取るのに気をつけていれば多少皮が残っててもまあ許容では? カレーにはスパイスが入っているのでそれがいいかんじに消毒してくれているでしょう(カレーへの甘え)。ところで私は一口大のサイズ感が一生わからない。特にじゃがいもはカレーにおいて溶けたり粉砕されたりするので完成時のサイズが予想つかない。半分に切ってそれでよくないですか? 火が通らないのでよくないです。デカじゃがいもについてはだいたい7,8個ぐらいに切っています。
 にんじんの皮はそんなに剥いてない。皮剥きしやすい形状だけど黒いところだけでササーッと済ませている。栄養とかあるだろうし……。頭としっぽさえ取っておけば大丈夫じゃない!? 大丈夫なんだよね〜〜〜!
 たまねぎの下準備はじゃがいもより手間という話は有名ですね。皮は剥きづらいし薄皮を剥こうとしたら爪で実をガッと穿つことさえある。そうすると指が毒(たまねぎ汁)に浸かり毒手となるので最悪。切った時の硫化アリルに反応した目にその手が触れると大事故になります。みなさんくれぐれもご注意ください。私はたまねぎ大を一個切った時点で目がムズムズになり涙が止まらなくなり鼻水も出ます。この状態で包丁を握るのは極めて危険なので調理を中断せざるをえません。空気中に飛散した硫化アリルを飛ばすために換気扇は強にしてしばらくその場を離れます。本当ならこの間にじゃがいも2個ぐらい切っておけるんじゃないか? 現場回復のために費やされる時間よ。下準備の時間の3分の1はたまねぎに費やされるのであった。
 それに引き換えぶなしめじは楽でいいなあ! 石突きを落としてあとは手で裂けばいいので偉い。キノコ類は安いし楽だし目にも優しい。特にぶなしめじは千切るのも容易いので気分が良いです。最強の気分になりたい時はぶなしめじを使おう! 私は子供のころぶなしめじが苦手でしたが今はそんなことなくなりました。ぶなしめじは味の主張が強くて受け入れがたかったんだよね。風味も表現できないので混乱する。「甘い・辛い・しょっぱい」とかではなく「キノコ味」だったので味覚のどの分類にも置けなかったのが気に入らなかったんだろうなと思います。今ではその味こそが好きになったけど、これは毎日ものを食べて食の経験を積んだからなんだろうな。テキトー言ってま〜〜〜す!
 豚肉、というか肉なんですけどいつもチルド室に入れてるからキンキンに冷えてて触るのがつらいな。ここだけ冬。かじかむ指にそっと息を吐いて温めるよ。調理中にそんなことはしないので今のは嘘です。冬なのは本当。別件だけどこの前ハンバーグつくったとき、捏ねの作業でヒエヒエの肉にまみれた手が冷えすぎて痛くなって困った。あれ手だけじゃなくて肘まで痛くならん!? 5回捏ねては苦しみもんどりうった。


⭐︎炒める
 豚肉だから先に炒めるかと思いそのようにしたら無限に肉汁が出て怖かった。お前はどこにそんな水分を隠していたんだ? そのあとたまねぎを入れたらこっちからも汁が出るからもうわからんこれは炒めているのか? 私は煮物をつくっていたのか? じゃがいもにんじんぶなしめじを入れても「炒め」より「煮」の風情。
 ここで生姜を忘れていたのでチューブ生姜をちょっとだけ入れる。にんにくのことは完全に忘れていた。まあカレールーにも入ってるっしょ!と思う(カレーへの甘え)。
 水を入れる前に缶トマトを入れる。今まではザルで濾してましたが、今回は味噌を溶く用の器材を使用しました。思ったより楽だったので、これからは味噌をとくやつ(正式名称不明)でやります。



⭐︎煮る
 缶トマトを入れ規程の水を入れたら「なんか多くない?」となりましたが、カレーは海なので全てを受け入れてくれるのでOKとしました(カレーへの甘え)。
 鍋がグツグツになるころには灰汁がドシドシ出たので嬉しかったです。灰汁取りが一番好きな工程かもしれん。なぜなら楽に料理してる実感を得られるから。これ前にも言ったか? 言ったならよかったで〜す。
 ルーを1回分入れて溶かすとなんか……シャバシャバ……。カレーの味は十分するのに、どうしてもとろみがない。いくら煮込んでも飛ばない水分。結果、水っぽいカレーになってしまいました。ここで知見を得ました。「水分量が多すぎるとルーのとろみ成分が対応しきれなくなる。かといってルーを足すことはできない(足したらとろみはつくが味が激濃になるため)」ということです。


⭐︎まとめ
 私は今までカレーには何を入れても良いと信じ、そのようにしてきました。実際どんな具材を入れてもカレールーは全てをまとめてくれ、食卓に並べるに支障のない出来として完成してくれていました。
 しかしカレーにも許容量というものがあり、それを越えると「それ以上はどうすることもできない」状態になってしまうということに今回初めて気付きました。私はカレールー、そしてカレーという料理に甘えきっていました。
 今回のこの結果を真摯に受け止め、これからはもっと誠実にカレーと向き合っていきたいと強く思います。
 「カレーへの甘えを捨てよ」私はこの経験を得たことで、またひとつ上のステージのカレーづくりに努めて参ります。

 でもシャバシャバのカレーはご飯にかけると秒で浸透するので食べやすかったので、最終的には引き分けです。やったね。


おわり

調理:肉じゃがをつくったよ

書いた日:2020年6月17日

 

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※この記事は生まれて初めて肉じゃがを調理した当時のメモを参考に作成されております。
※記事上部の絵は実際の肉じゃがの写真をもとに作成されました。

2020年6月中旬。気温は30度を越え、湿気の多い蒸し蒸しとした曇りの日でした。暑さ湿気に弱い人間としては最悪のコンディションではありますが、人生初の肉じゃがをつくりました。

材料:
じゃがいも
玉ねぎ
しらたき
牛肉
※味付けは醤油と砂糖で行うものとする。

牛肉を調理するというのも初めての体験となります。
これ失敗したら牛肉も無駄になるし夕飯も無になるということなので否が応にも緊張感が高まります。

まずは野菜から準備をしていきます。まな板的に肉類はあとでやることを過去の経験から学んでいるので私は賢いんですね。

一番手間取りそうなじゃがいもからはじめます。私は包丁を用いての皮剥きができないし多分一生できないので一生ピーラーでやっていきます。包丁で皮剥きできなくない? 感覚がわからない。食材に包丁を当てて回しながら切るの感覚って何何何包丁わからん。ピーラーを発明した人本当にありがとう。今日も私はじゃがいもの皮剥きができています。
でもじゃがいもってデコボコしてるから皮剥きがめんどいんだよね。野菜の中でもじゃがいもはメチャ好きの部類だけど調理となると気合入れないと立ち向かえない。芽のところを摘出するのは楽しいけども。
皮を剥いて芽を取ったじゃがいもを一口大(本当はもう少しでかかった)に切り、水にさらしておいておく。しばらくすると切断面から白いモンヤリが水に溶けていくのを見て、学生の時の理科の授業を皆さんは思い出すでしょう。ヨウ素液はデンプンに反応して何色になりますか?青紫色になります。配点:5点

次は玉ねぎに移ります。ここでしらたき下茹で用のお湯も沸かしはじめます。段取りが良いですね。こういう時に自己肯定感が高まります。
玉ねぎの皮剥きにあたりウッカリ白い可食部もちょっとちぎってしまいましたが、その時にフワッと玉ねぎミストが漂うのを目にしました。ゾッとしますね。いくら息を止めても粘膜を刺激する恐ろしき硫化アリルの片鱗です。
茶色の皮から現れた白くてツルツルの玉ねぎです。これも一口大に切っていきます。結果から申し上げますと、今回も硫化アリルに敗北しました。お疲れ様でした。別にみじん切りにするわけじゃないし、玉ねぎ一個切るのに包丁を入れるなんてせいぜい5回程度なのに3回目の時点で涙が出てくるで最悪です。息を止めているのに!? 鼻の穴がでかいのかもしれん。こっちは包丁を使ってるのに目を攻撃するのやめろ! しかも涙が出る他に目の周りがモヤモヤして回復が遅いのも玉ねぎの悪いところです。こうしてる間に下茹で用のお湯はボコボコ沸いてるししらたきはまだ冷蔵庫の中だしでなんんんんにも進みません。「台所は踊る、されど進まず」とはこうした調理の工程がなかなか進まず時間が過ぎていくことを揶揄するとして生まれた言葉というのは有名です。実際の人物団体ウィーン会議とは関係ございません。この記事はほぼ全て与太から作成されています。

しらたきに移ります。
冷蔵庫から出したてヒヤヒヤのしらたきを袋から出し、グラグラ沸いた鍋に入れ3分ほど待ちます。このとき思ったよりしらたき同士がくっついて一つの塊となっていたので菜箸でほぐしてみたものの、どうにもうまくいきませんでした。茹でていくうちにほぐれていくのかと思いましたがそんなこともなく、結局湯気にまみれながら菜箸で格闘することとなりました。湿度の高い日にもうもうとたちのぼる湯気に見舞われるの嫌だな〜! 眼鏡は曇るし汗は止まらないし汗で眼鏡がずれるので。あとしらたきとか蒟蒻類の茹で汁は独特の匂いがしますがあれは何かの成分なんでしょうか? 硫化アリルでないこととは存じます。

最後に牛肉です。
切り落としなので様々なサイズの牛肉を広げていい感じの大きさに切ります。でも肉って火を通すと縮むので「ちょうどいい大きさ」がよくわかんないんだよね〜。生の状態から予測するの難しいな。プラ板も熱を加えるとだいぶ縮むけど、それを加味してのちょうど良い大きさに切れたことない。いつもちょっと大きすぎるかやけに小さくなる。下手なのか?

下準備が終わりました。ここから火を使います。
炒める時は最初に肉を炒めると良いということを知っています(個人差があります)のでそのようにしました。
肉を炒めるのに菜箸てほぐしながらすると肉がちぎれていくので「ちょうどいい大きさ」の概念は終了しました。
ところで今回の肉じゃがは「炒め→そのまま水を入れて煮る」の流れになります。最初から煮るという場合もあるそうです。勉強になりました。
肉が赤色から食べられそうな色になったらじゃがいも、玉ねぎ、しらたきを入れて木べらで混ぜます。全体が混ぜ合わさったら水をザーと入れて煮ていきました。味付けってどの段階でやるものなのかよくわからなかったので、この段階で砂糖と醤油も入れました。失敗を恐れ日和った量の醤油となりましたがこれが吉と出るか!? to be continued...
全体に火がまわり鍋がグツグツとした頃の戸惑いですが、思ったより灰汁が出てこない。鶏肉を茹でたときはもっとモリモリ出てきた記憶があります。肉の種類によって差があるということでしょうか。灰汁取り用の網を持って待っていた身としては少々残念でした。
しかも煮込んでいるのでコンロの火の熱と煮込まれている鍋の熱と煮込まれている鍋の湯気で暑い。これからの時期の炒め・煮込み・茹で等火を使う料理、暑!!! 水が飲んだ先から汗に変換されていくのを感じました。この日は風もそんなになかったので、体に感じるのは熱気のみで酷なのがわかってよかったです。

じゃがいもに火が通り、煮汁がなくなったところで火を止め完成です。
ここで味見をしていなかったことに気付きました。人間は愚かな生き物です。しかし過ちを認める勇気と、経験を生かし次につなげていくことは人間の素晴らしさと言えるでしょう。

味見をしていない肉じゃがを実食しました。
ウーン薄味!
投了です。


おわり

映画:スイス・アーミー・マン(2016)

(書いた日:2020年6月9日)

 

sam-movie.jp

 

出演:ポール・ダノダニエル・ラドクリフメアリー・エリザベス・ウィンステッド
監督:ダニエル・クワン、ダニエル・シュナイナート

船旅中に無人島へ漂着したハンクは、救援の望みも薄く孤独に絶望し首を吊ろうとしていた。しかし首を吊ろうとしたその瞬間、ひとりの男が流れ着く。一縷の望みをかけて生存確認をしたが脈はなく既に事切れており、「孤独でなくなるかもしれない」という希望は潰得てしまう。
気を取り直して自殺を試みるも、目の前の死体の尻から噴射されるガスが放屁のようでどうにも気になるハンク。改めて死体を検めようとした瞬間、ジェット噴射のような放屁で死体が出航してしまい、ハンクも引きずられるように海へ出てしまう。
そして新たな島に漂着したハンクは、死体と共に探索を始めるのだった——。

というところから始める映画でした。
下品でおかしいけどなぜか前向きになるので変な映画だったな〜!

 

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メニー役のダニエル・ラドクリフの死後硬直演技が良かった〜!
話しはじめた頃の顔半分がまだ硬直してるところなんかどうなってるかよく分からんがすごい。
死体の肌が青白く血管が透けて見えるのもどうやってるんだろうな。メイクか。「本当に死んでるんだな〜」感あって良かった。

それからハンクは冒頭からそうだけど手先器用すぎんか!?
流れ着いたゴミとか木材でバスとかカフェとか作るしサバイバルの才能がありすぎる。
無から有を作り出す天才なのでは……。自信持って。

死体の男・メニーが多機能ぶりを披露するのって、ハンクと交流が深まる度合いによるのかな。既定の親愛度達成で機能解除みたいな(言い方よ)

 

メニーの記憶なんだけど、ハンクのエピソードをなぞって自分のもののように追体験しているっぽいなと思った。ハンクの記憶を口頭から同期してる感じ。
口伝えなのでハンクから語られない部分は同期されない→熊のシーンに繋がる、なのかな〜。ハンクの幻視は同期状況に乱れが生じたためとか。

結局メニーとはなんなのかは分からないんだけど、死体であり話したり考えたりができるのはハンクの妄想じゃないのは確かなのでよかった……。


別軸で死に近い生き物が交流していくうちに「生」に歩み寄っていく感じがあった。そして離れたとしてもその軸が死に近づくではなく、生の地点にあるところが希望だったなと思う。
放屁! 吐瀉! 勃起! でとんでもねえんだけど最終的に爽やかなのが意味わからんくてよかった。

あと女装があったので最高!!!